《Baseball MAPSセミナーの開催情報》

HOME > コラム > タイツ先生の「考えて、感じる、野球」 > 第9回 「イップスになりにくい」コントロールと力強さを 両立させる投げ方とは

第9回 「イップスになりにくい」コントロールと力強さを 両立させる投げ方とは

「イップスになりにくい」コントロールと力強さを 両立させる投げ方とは

野球は 送球ミスが 勝敗を決します。

サヨナラエラーを 誰でも やってしまう可能性があるのが 野球というスポーツです。

サッカーでいえば PK合戦を毎回 行っているような 精神的なプレッシャーが かかります。

そんなプレッシャーの中で「暴投してしまいそうだ」と ネガティブな感情を持って 投げたらどうでしょうか?

それは 暴投しますよ。

イップスは 投げる自信がない状態で ネガティブ思考のまま 実際に投げて ミスを繰り返すから 起こります。

心と身体が どう投げていいのかわからない パニック状態に なってしまうのです。

イップスになってしまうかもしれないプレッシャーは 野球選手のすべてが 経験するでしょう。

しかし 「暴投の可能性は限りなく低い」という安心感は、投げる方向へ 体重移動が向かっている投げ方が 出来ている選手が 培っています。

少なくても 送球が真っ直ぐに 捕球する仲間に 向かっている感覚です。

この感覚があれば コントロール性には 自信があるということです。

今回は このコントロール性を発揮できる 投げ方の運動神経の 練習方法を お伝えしたいと思います。

人間の身体は 両腕と両腕と頭部、胴体があり、それぞれに 重さと 長さが あります。

両腕と両脚は 四肢(しし)といわれていて 片腕は 長さ70cmくらいで 重さは5kgくらいの 円柱形の砂袋くらいの物体です。

この円柱の砂袋を振り投げるのですから 投げる運動は それは大変な運動ですね。

簡単にコントロール性の良い投げ方を説明しますと、骨盤を中心に 四肢が遠心力で バランスされた投げ方といえます。

1.png


この写真のように 四肢の遠心力が働くためには、両腕の基点である 両方の肩甲骨と、両脚の基点である両方の股関節の動きが ポイントになります。

では 具体的に四肢を連動させ投げる 練習方法を説明します。

①踵と踵をつけて立ちます。前足の開いて 踵と踵が90度にします。その状態から 前足を大股に踏み出します。

②その状態から 股関節の回旋と 肩甲骨の動きを使い 両腕をグルグルと回します。両腕が頭上に来た時に 手の平が 自分自身の方に向くようにして 腕を振ります。

③ そのリズム感のままリリースします。

2.png

④そして 頭部と首の付け根の横回旋 を利用して 頭部を安定させます。
3.png

肩甲骨と股関節を連動させて 首の回旋でリリースするのです。

これが 全身を使った投げる運動神経です。

投げ腕だけの 筋力でコントロールは 絶対に出来ません。

プレッシャーのかかる場面では 投げ腕の筋力だけで コントロールしていたら 必ず暴投します。

全身が連動すれば 真っ直ぐ(左右のコントロール)に 送球できる自信がついています。

そして 高低差は 前足を柔らかく使う投げ方で コントロール出来ます。

前足の柔らかさの感覚は 投げ終わりのフィニッシュで そこから スムーズに 投げる方向へ 歩き出せれば その動きはできています。

ですから 先の練習方法に プラスして 投げ終わりから 投げる方向へ 歩き出す練習も 行って下さい。

動画がありますのでご覧下さい。

http://youtu.be/SXMbexXq2Uo

Baseball MAPSスーパーバイザー・吉澤 雅之(タイツ先生)

スクリーンショット 2015-03-25 18.39.47.png

スクリーンショット 2015-03-24 18.05.54.png

sign.png