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第2回 股関節の柔軟性はなぜ必要なのか?

1.股関節内旋

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股関節内旋とは股関節を内側に捻る動きのことを言います。
野球の動きではボールを投げる時、ボールを打つ時の前脚(右投げ、右打ちの場合は左脚)を捻る動きになります。

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※ 股関節が硬いと腰痛を引き起こす

脊柱は『頸椎』『胸椎』『腰椎』と分かれており、腰の部分を『腰椎』と言います。
腰椎には5つの骨があり、5つの関節からできています。
腰椎の回旋(捻る)柔軟性をみていきたいと思います。
腰椎の1つの関節は5°の可動域しかなく、5つの関節で25°しか曲がりません。

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スポーツの中で『腰をまわせ』という表現がありますが、実際には腰はほとんど回っていません。
実は回っているのは腰ではなく、股関節なのです。(腰椎の25°の回旋に対して、股関節には内旋45°の可動域があります)
股関節内旋が硬い(内旋の可動域が狭い)とスイングやスローイングの捻る動きで腰への負担が増し、ケガに繋がります。


股関節内旋の柔軟性をチェックする方法
②-6.pngあお向けになり、股関節・膝を90°に曲げます。
その状態で膝を固定し、足を外側に開き、股関節の柔軟性のチェックを行います。
参考可動域は45°です。


2.股関節外旋

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股関節外旋とは股関節を外側に捻る動きのことを言います。野球の動きでは、スムーズに脚を開くために必要になります。

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※ 股関節の外旋が硬いと姿勢が悪くなる原因になる

股関節の外旋が硬いと脚を開脚しにくくなり、無理に開くことで腰が落ちてしまいます。腰が落ちると背すじが曲がり、姿勢が悪くなります。

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※ 姿勢が悪くなるとケガに繋がる

前回説明したように姿勢が悪くなると手が上がりにくくなります。
これは『肘が下がる』原因になります。
この状態で無理に肘を上げて投げようとすると、肩や肘のケガに繋がります。

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股関節外旋の柔軟性をチェックする方法
②-12.pngあお向けになり、股関節・膝を90°曲げます。
膝を固定し、足を外側に捻り、股関節の柔軟性のチェックを行います。
参考可動域は45°です。


3.股関節内旋・外旋が硬いことがパフォーマンスに悪影響を与える

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股関節が内旋や外旋が硬くなると『腰が回らない』『肘が下がる』などの影響があります。
腰が回らないと体重移動ができず、下半身を上手く使えなくなってしまいます。
野球において下半身を上手く使えないと、「手投げ」「腰が引ける」「身体が開く」などパフォーマンスにも悪影響を与えます。
このように、一見技術的な問題に見えることでも、身体の柔軟性などの問題によって技術の向上を妨げてしまっているケースはたくさんあります。


Baseball MAPSスーパーバイザー・トレーナー 高島 誠

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